大阪湾漁獲量No.1の漁業協同組合
大阪府鰮巾着網漁業協同組合
大阪府鰮巾着網漁業協同組合では中型まき網漁業、船ひき網漁業を行っております。
中型まき網漁業ではマイワシ、カタクチイワシ、マアジ、サバ類、コノシロ、クロダイ他
船ひき網漁業ではマイワシシラス、カタクチイワシシラス、イカナゴシラスなどが獲れます。
この漁業は、網を入れる船が2隻、魚群を探す船、獲った魚を運ぶ船など5隻程度の船団を組んで操業し、大阪湾では最も規模の大きい漁業です。
魚群を発見すると網船は現場に急行します。
そして魚群を長さ1000mの巨大な網で囲みます。
その後、網のすそを絞り込んで魚の退路を遮断します。
最後に網をたぐり寄せ、獲った魚をフィッシュポンプで運搬船に移し、港へ運び水揚げします。
大阪ではパッチ網漁業とも呼ばれています。 網の形が、パッチ(ももひきの長くて足首まであるもの)に似ているからです。
2隻の網船が魚群を抱え込むように投網し、平行に並んで網をひきます、進行方向右側の船が緑の旗を、左側の船が赤い旗をあげています。
網の先は目の細かい袋状になっていてここに魚がたまります。
しばらく網をひいた後、袋網にたまった魚を、運搬船がとりあげ、港へ運びます。